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涙の再会

今日は感動的なことがありました。

二子玉に車で行く用事があったのですが、なんだかどーしても運転する気になれなくて、「じゃぁ自転車でユニクロでも行くか、さぶいけど」となりました。

世田谷通りをこいでいると、なんか聞き覚えのあるエンジン音が
「カラカラカラ…」という音と共に妙に際立って耳に入ってきました。

「ん?」と思って車道に目をやると、
青のプジョー306XSi
がいました。

我が家では1998年から2006年までプジョー306XSiに乗っていました。
気に入ってはいたけれど、今のプジョー407に乗り換えました。306は元々買ったディーラーさんに下取りしてもらいました。
その子への思いと別れについてはこの日の記事に載せております。

「ほほーう、まだ走ってるねぇ。いいねぇ。マァ、うちが乗っていたやつじゃないでしょ、まさかね フ」

と、一応ナンバープレートに視線をうつすと


うちのだよ!


まちがいないぞ。


まだ生きてたんだ!!!

私は目頭を熱くし胸を震わせながら、夢中で車を追いかけました。

もうプジョーくん以外なにも目に入ってきませんでした。


「まだ乗られていたんだ!会えるなんて!」


半泣き顔で自転車をびゅんびゅん走らせる中年主婦ここにあり。

うれしくて、うれしくて、胸がきゅんきゅん音を立てていましたよ。


…残念ながら追いつくことはできず、運転手さんの顔も拝めませんでしたが、

「ありがとう!ありがとう!持ち主さん、買ってくれて、乗ってくれてありがとう!」

「ディーラーの人も売ってくれてありがとう!」


と心の中で叫びました。


プジョーくんは、絶対に私に存在を知らせたのだと思います。

「オレはまだ働いてるぜ!走ってるんだぜ!」

って。



誇りに思うよ。うれしいよ。ありがとう、プジョーくん!



すぐさまおじくんにメールしナンバーを確認、やはりそうであるとのこと。

(中古になってもナンバープレートって付け替えないんですね?)



そして、今日はっきりわかりました。

今までよくわかっていなかったんです。

『生命あるもの』ってなんなのか。

人間や動物、植物、微生物、石などには生命が宿っています。

私はそれらに必要時に優しく寄り添える、あるいは慈悲を持って見守れる人間に成長できたらいいなぁ、という理想を持っています。


では、「物(物質)」の立ち位置は?


「生き物」と「物」って区別されています。

「全ての生命」の内に「物」は入らないの?

むむむ?って、ずっと思っていました。

もちろん、「物を大切にする」こととか、「物にエネルギーも影響する」というのはわかってはいるんですけれど、それは「物も大切にし、物もエネルギーを持つ」って感じだったんです。



でも、今日、プジョーくんが教えてくれました。

物にも生命がある。

だから、私の目指す道には「物」も含まれる。

プジョーくん
も含まれるのです。

だって、ほんとに今日、心が通ったもの。
心が震えたもの。



感極まる、とはこのことですね。

プジョーくんのお尻を、胸一杯の思いで見送りました。

生きていてくれてありがとう!
いっぱい、楽しんで、走ってね。



今いるプジョー407くんも大切にしなきゃ。

まずは洗車よっ
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by Francesca-dS | 2009-11-12 19:18 | スピリチュアル

プジョー306XSiの想い出

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先日プジョー306XSi98年式とお別れしました。
犬っこたち乗せて撮影です。
フツーのおなごゆえ車の詳しいことはわからないが、大好きな車だった。
全く乗り換える気も起こらなかった。
しかし近頃のマーチにもナビが組み込まれているのを見てやや愕然とした。
うちのプジョーなんてドアミラー手動ですぜ?
そろそろごくろうさまと言う時が来たのかなぁ、という流れになった。

日本に帰国してすぐ、母親が足を骨折したのでひんぱんに実家へ行かなけりゃならなかった。
風太を長時間新しい家に置いていきたくないので連れて行かなきゃならなかった。
最初はタクシーで行っていた。
タクシーの運転手さんと和気あいあいと犬談義していたら、風太がピーになってしまいシャーパバッグの中でそそうしてしまった。
それから続いた沈黙が辛かった(タクシーは汚してませぬ)。
「もういやだ、my車が必要なり〜(泣)」と夫に直談判し、急いで来てもらったプジョーくんであった。

うわさの通り、ラテンの車はカッコはいいが、よく壊れた。

ウィンドウが落ち、上がらなくなった。手動ですり上げるとなんとか上で止まった。
しかし冬の高速料金所でうっかり開けてしまい、二度と上がらなかった。さぶかった。

車なのに、雨漏りした。横から降る雨に弱かった。得体のしれないシミが座席やフロアにできた。

ギアがバックに入らなくなった。Uターンも駐車も一切前から行った。とにかく前へ進みつづけるしかなかった。ネガティブな状況なのに行動はポジティブだ。

ウィンカーが3倍速で鳴った。何をそんなに急ぐのか。カッチンカッチンが突然カチカチカチッいきなり見当違いなやる気を出す、そんなヤツだった。

ほかにも細かい故障はいろいろあった。
しかし一度も腹立たしく思ったことがなかった。
これが日本車やドイツ車だったら許せなかったかもしれない。
とにかく可愛いのだ。すべてご愛嬌なのだ。

だってエンジンはバリバリに調子いいんだもの。顔がかっこいいんだもの。
ハンドルもアクセルもブレーキも、重いけど、それがいいんだもの。
後ろ向いていても夫が運転して来るプジョーくんの音はわかったよ。
音楽消して、窓開けて、走るエンジンの音を聞く主婦であったよ。

車内は犬の毛と鼻水だらけだ。助手席の外側は風太の箱乗り時の爪痕だらけであろう。

そんな306もお役目ごくろうさまの時が来た。
次の車、いろいろ考えたけど、「306はブリーダーに返そうぜ〜」ということになり、結局プジョーに下取りをお願いした。

プジョーのパーキングに戻った306は誇らしげな顔をしていたような気がする。
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d0091177_23543882.jpgさいなら、プジョーくん。ありがとうね。
愛してたよ〜

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by Francesca-dS | 2006-12-27 23:35 | つれづれ